LiveScore(ライブスコア)で楽譜を正確に認識・変換するためには、読み込みに使用するPDFファイルの品質や楽譜の形式が重要です。
ここでは、ライブスコア変換に適さない楽譜の種類や、認識精度に影響する要因についてご案内します。
ライブスコア変換に適さない楽譜
以下のようなPDFファイルは、ライブスコアで変換できない、または正しく認識されない可能性があります。
利用可能なライブスコアクレジット数を超える楽譜: 変換する楽譜のページ数が、当月の残りクレジット数を超えている場合は変換できません。無料トライアルでは最大10ページまで変換できます。
五線譜が縦向きになっている楽譜: あらかじめPDFを90度回転させ、五線譜が水平になるようにしてください。
五線譜のない楽譜: コードチャート、歌詞とコードのみの楽譜、タブ譜など。
手書きの楽譜
図形楽譜、複雑な現代音楽の記譜法、メンスーラ記譜法(定量記譜法)を使用した楽譜
PDFの1ページに見開き2ページ分が配置されている楽譜
小節線が譜表と譜表の間にのみ記載されている楽譜

- ギターのタブ譜を含む楽譜

ライブスコアの認識精度に影響する要因
一般的に、PDFファイルが鮮明で読みやすいほど、ライブスコアの変換精度も高くなります。
ただし、PDFの画質だけでなく、楽譜の内容やレイアウトも認識精度に影響します。
以下のような楽譜では、変換時に認識エラーが発生する可能性があります。
- スキャン品質が低い楽譜
- 一部がかすれている、または消えている楽譜

- 解像度が低すぎる楽譜

- 五線譜が大きく湾曲・変形している楽譜

- 譜表同士の間隔が狭すぎる楽譜

- 音符や音楽記号が欠けているまたは破損している楽譜

- スキャン時の汚れや不要な線などが写り込んでいる楽譜

- 余白の切り取り(トリミング)が適切でない楽譜

- 手書き風フォントを使用した楽譜

- 特殊な符頭:通常の符頭、×印、ハーモニクス、三角形以外の符頭は認識されません。ひし形、符尾や符幹のないビート表記、スラッシュ、矢印などは認識対象外です
- 打楽器の譜表:3線譜および4線譜は認識されません。
- 段ごとに譜表数が異なる楽譜:曲の途中で段を構成する譜表の数が変わる場合、楽器やパートが正しく識別されず、混同される可能性があります

- 複数のパートを1つのPDFにまとめた楽譜:異なるパートの楽譜を順番につなげ、1つの大きなPDFファイルにまとめている場合、正しく認識されない可能性があります。パートごとに別々のPDFファイルを作成することをおすすめします
- 曲の途中で譜表の構成が変わる楽譜:以下事例のように、段の途中で譜表の構成が変化する場合、認識精度が低下する可能性があります。
段の途中から3つ目の譜表が追加される
段の途中で打楽器の1線譜が5線譜に変わる

- 調号が最初の段にしか記載されていない楽譜:調号が曲の最初の段にのみ記載され、以降の段では省略されている場合、調性が「ハ長調(C major)」として変換されます

- 楽器によって譜表の大きさが異なる楽譜:同じ楽譜内で譜表の大きさが異なる場合、LiveScoreは大きい譜表を優先して解析するように設計されています。そのため、小さい譜表に記載された音符や記号などの情報が認識されず、変換結果から欠落する可能性があります

- 1つの譜表に複数の声部が記載されている楽譜:1つの譜表に複数の声部が含まれる場合(複声・ポリフォニー)、リズムの認識エラーが発生しやすくなります

ライブスコア変換に適した楽譜の例
以下は、ライブスコアで正確に認識できるPDF楽譜の例です。
この楽譜には、次のような特徴があります。
スキャン画像が鮮明で、文字や音符がはっきりしている
解像度が十分に高く、画像が粗くなっていない
譜表同士に適切な間隔がある
楽譜全体がきれいに配置されている

ライブスコアでより正確な変換結果を得るために、できるだけ鮮明で、レイアウトが整ったPDF楽譜をご使用ください。
ライブスコアが対応している音符や記号について詳しくは、「ライブスコアで認識できる楽譜の要素」をご覧ください。